オレンジ




「先生!絶対幸せにしなきゃダメだよ!幸せにしなきゃあたしが許さないから!」


「おぅ!」


「ありがとう!またね」


「うん、またね」



2人幸せそうに寄り添いながら去って行った



さてと、あたしも帰ろうかな…



そう思い、立ち上がって後ろをみたとき、あたしは息をするのを忘れそうになった



「どうして…」



そこには、肩で息をしてる碼凪斗が立っていた



「やっと、見つけた…」



あたしはその場から動けずにいた



すると、碼凪斗は近づいて来てあたしを抱き締めた



その間もあたしは動くことが出来なかった



でも、我に返って、碼凪斗を押した


けど、男子にかなうわけがなくて



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