好きだと言って
はやと君の好きな人
ねーのりか知ってる?はやとはゆかりが好きなんだってー。ゆかりとは、読者モデルをやるほど、スタイルよくてオシャレにこってるまー選ばれただけあって可愛い。でもはやと君ってきれいなお姉さん系が好きだったんじゃないの?ゆかりってギャルっぽいし、はやと君のタイプと違くない?と嫉妬混じりに言った。それがー、はやとの親友がはやとは昔きれいなお姉さんと付き合ったことあって、可愛いかったけど、わがまますぎて尽くし疲れたから、自立した明るい子が好きになったんだって。ふーん、でもゆかりってわがままそーじゃない?ギャルって明るいっつーか、うるさいし、読者モデルが自立してるってなるの?もー今はのりかみたいな清純派は通じないよ。ただでさえ草食男子が増えてんだから、肉食男子のはやとはギャルみたいな肉食女子が好きなの。もー肉食は草食、O型はA型が合うみたいなきれい事は終わってるの。そっかー。もーしっかりしなよ、でものりかちょっと痩せた?コンタクトにして良かったね。きれいになったし、はやとじゃなくても良くない?なんで。はやと君のために面倒なコンタクトにしてんじゃん。土日はメガネだし。疲れたー。とゆうやがカレーを運んで隣に座ってきた。何話してた?はやとはゆかりが好きなんだって。ほら、はやとも普通の男なんだよ。ところでのりかははやとに好きって言った?まだだよ。なんだよ。遅せーな。じゃあなんでコンタクトしてんの?それははやとのためだって、はぁ?じゃあ何してんの、今から言いにいくよ。とゆうやに引っ張られてはやと君の前に担ぎ出された。やばい、はやと君の目を見れない、ドキドキしてる。なんかよう?まさか告白じゃないよね?もー終わったって言ってるし。と鼻で笑われた。終わったってまだ何も始まってねーじゃん。だから昔はタイプだったけど、こいつもーダメじゃん。根暗だし可愛くねーし。さすがにいたたまれなくなった私はその場からたち去った。お、おい、のりか。とゆうやが追いかける。

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