好きだと言って
ゆうやのなぐさめ
追いついたゆうやは、のりか。だから言ったじゃん。余計なことしないでよ。でも言った方が良かったって。あんな奴にヒドいこと言われてわかっただろ。やめてよ。私の中のはやと君を変えないでよ。とキレながら涙が止まらなかった。のりか。と友達が来て、もー他人の恋愛に口出ししないでよ。行こっのりか。と肩をに手を乗せ、校舎を後にした。ゆうやはしばらく立ち止まっていた。でもゆうやって本当にのりかが好きなんだね。やめてよ。なんで?もーはやとにふられたんだし、ゆうやでいいじゃん。嫌なの。えっ。だからゆうやとはチューしたくないの。なんで、ゆうやかっこいいじゃん。だから私はゆうやと話すのはいーけど、そーいうのははやと君じゃないとダメなの。それじゃあゆうやは生理的に無理ってこと?そーだったら近寄りたくもないよ。なんだぁ、じゃー付き合ってみたらいーじゃん。だってゆうやにときめかないよ。のりかって見かけによらず結構ヒドいこと言うね。何言ってんの、はやと君もそーじゃん。じゃーふられて正解じゃん。そこがかっこいいんじゃん。もー昔からのりかは好きになったら周りが見えないね。でもあそこまで言われて私もあきらめたから。何それ。私にもプライドはあるの。へー。家に帰った私はゆうやからメールが届いてた。今日はごめん。あそこまでのりかが言われると思ってなかった。しかも俺ものりかにふられたんだよね。聞いたよ。もー俺ものりかの周りうろつかないから。元気でな。と、友達がさっそく本人にチクったのをあきれたものの、その方が良かったのかもしれない。