ひとりぼっち
目を覚ますとそこは小さなまっ白な部屋だった。
「ここ…どこ?(確か、スーツ着た男達に気絶させられて…)」
最初に起きた星奈は慌ててみんなを起こした。
「ここどこ!?どこ?!だしてよ!!」
「凛、落ち着いて…!てか窓ない…?」
咲の言う通りここには窓がないのだ。
やっと起きた雷斗もパニックになっている。
「なんだよ、この部屋!?つかなんでだよ!誰だよ連れてきた奴は!?あ、扉があった!」
扉に飛びつく雷斗。
開けようとドアノブを捻るが開かない。
鉄で出来ている扉はなんど全員で体当たりしても開かなかった。
「くそっ…!」
落ち着いているのは星奈と圭、意外にも咲だった。
「携帯、なくなってるわ」
「ホントだな…。みんな携帯はないか?」
「ない!まじ?もーやだあああ!」
「ねぇし!まじありえねぇ!」
「あたしもないよ…」
ふと辺り見渡すとテレビがひとつ置いてあった。
不自然なそれに圭と星奈はお互い顔を見合わせると電源のスイッチを入れた。
プツッ…
「着いた…。ちょっとみんな着て!」
5人がテレビの前に集まり画面を除きこむ。
画面に写ったのはーー
生きていた時の詩織だった。
「ここ…どこ?(確か、スーツ着た男達に気絶させられて…)」
最初に起きた星奈は慌ててみんなを起こした。
「ここどこ!?どこ?!だしてよ!!」
「凛、落ち着いて…!てか窓ない…?」
咲の言う通りここには窓がないのだ。
やっと起きた雷斗もパニックになっている。
「なんだよ、この部屋!?つかなんでだよ!誰だよ連れてきた奴は!?あ、扉があった!」
扉に飛びつく雷斗。
開けようとドアノブを捻るが開かない。
鉄で出来ている扉はなんど全員で体当たりしても開かなかった。
「くそっ…!」
落ち着いているのは星奈と圭、意外にも咲だった。
「携帯、なくなってるわ」
「ホントだな…。みんな携帯はないか?」
「ない!まじ?もーやだあああ!」
「ねぇし!まじありえねぇ!」
「あたしもないよ…」
ふと辺り見渡すとテレビがひとつ置いてあった。
不自然なそれに圭と星奈はお互い顔を見合わせると電源のスイッチを入れた。
プツッ…
「着いた…。ちょっとみんな着て!」
5人がテレビの前に集まり画面を除きこむ。
画面に写ったのはーー
生きていた時の詩織だった。