ひとりぼっち
プツッ…


テレビが着いた。


画面に食事をしている蓮の姿が映る。


星奈は雷斗と咲を無理矢理起こしテレビの前に連れてきた。
星奈は根は優しいのだろうか。


画面の蓮はニヤリと笑った。

『よお、クズ共。昨日は良く眠れたか?』

「…ちっ。くそが」

雷斗が小さく吠える。
他の三人は特に気にした様子もなくテレビに釘付けだ。

「トイレは支給してくれないのか?」

圭の問い掛けに蓮は踏ん反り返って笑った。

『ははははは!トイレ?そんなの虫けら以下のクズ共に必要ねぇだろ?』


さすがにイラッとしたのか圭が唇を噛む。
雷斗はもう爆発寸前だ。

咲だけは無表情に蓮を見つめている。
その視線はなぜか熱い。


『まあいい。今日の殺害方法の発表だ。

今日はーーー

生きたまま全ての爪と髪を抜き、足と腕を切断してから殺せ。

ノコギリとペンチ、鎌を支給する。

さあ、、楽しい楽しいショータイムの始まりだ!
いいか?しっかり俺を楽しませてくれよ?』



プツッ…



テレビが切れると同時に天井から武器が支給された。


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