信じてる―君と私の約束の言葉―

始まり




ピッピッピッ!

「朝か…」

鏡を見てみると案の定昨日泣いたせいで目が腫れていた。
こんな顔じゃ学校に行けない…
そう思ったが登校初日に休むなんて馬鹿なことしたくなかったからメイクでまだましになるようにした。

「お母さん、朝ごはんはいいやっ…」
「あやなっ!大丈夫なの?無理しちゃダメよ?」
「うん。わかってる」

行っていきます。だけを言い残し家を後にした。

誰でも心配したくなるくらいの顔をあたしはしているのだろう、学校では笑わなくちゃ…
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