信じてる―君と私の約束の言葉―



みくに指定された場所は、学校の体育館だった。
急ぐように指示されたので、人に位地を聞きながら急ぎ足で体育館にむかった。

やっとのことで体育館に着くとみくを探した。ふらふらと歩いていると、みくが居たので近づいてみる。
みくは、部活中のハンドの練習を見ているようだった。

「あっ!あやなあやな!!あれ見てよっ」

言われた方を見てみると、そこには身長の高いモデルの様な男の人が練習をしていた。
どうせ惚れたとでも言うのだろう、と呆れていたら案の定

「あたし、あの人のこと好きかもっ!!」
「それは、それは、よかったですっ。」
「あやなヒドーイ!友達の恋を応援してくれないのー?!」
「みくの恋は応援したいけど、どうせスグ飽きるんだもん…」

そう言うあたしに、本気だし!と言い返し、スグに恋したと言うその人をずっと見ていた。
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