信じてる―君と私の約束の言葉―
彼とは…朝の夢に出てきた、ずっとずっと会いたかった彼だった。
「学校一緒なんて…」
「え?え?え?どうしたの?何?何?何?」
慌てていたみくと場所を変えて最初から説明した。
みくも一緒になって二人で泣きながら抱き合って喜んだ。
しばらくして
「で!その彼ってなんて名前なの?」
「あたし達の一つ上の人で、『董羽健人』って言うんだ!」
「トウハケントって元K中学の!?」
「そうだよ!」
そう言ってみくの顔を見てみると驚いた顔、と言うより怯えた様な顔をしていた。
どうしたの?っと聞くとみくがゆっくり口を開いた。