MIRAI―あんな世界にしないために―

第3章



「!!??」



少女の話が終わるとともに頭の中で流れていた映像も終わった。




「悲しいの?」


少女が少し悲しそうに男に聞いた。



「え?」



「泣いてる。」




それでやっと自分が泣いていると気づいた。



「やっぱりあなたを選んで正解だった。」



少女はわけのわからないことを言うと微笑んだ。



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