闇の貴公子に偽りの愛を


「いい加減にして!悪魔と結婚するですって?!ふざけるのも大概にしなさい!!どうしてもと言うなら親子の縁を切るわ!」


お母様……


「…ごめんなさい」


シルヴィアは静かに家を出た。


家を出たとたんに緊張の糸が切れて、涙が流れる。


「……ウッ……ヒック……お母様……ごめッなさいッ……」


















< 72 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop