闇の貴公子に偽りの愛を
「ロジェンス、エドガー……貴方たち…」
シルヴィアは笑いを堪えながら話し掛けた。
「「なんだ?シルヴィア……」」
「大丈夫…?」
ロジェンスとエドガーはよく分からないと言うような表情を浮かべている。
「2人とも子どもに見惚れていたわよ?」
クスクスと笑いだしたシルヴィア。
「「そ、そんな事はない。」」
「2人とも息がピッタリだわ。これからも仲良くしてね?」
「できればだな。」
「ロジェンス!」
シルヴィアはロジェンスを睨み付ける。
「シルヴィア。心配する事はないよ。仲良くして行けるさ。」
「大丈夫だ。シルヴィア。」
「期待してるわ。……ウィルディス、ニヴェア!みんなでおやつにしましょう。」
「「はぁい!!」」