てん ―The pure story―



「あたしも部屋に戻るわ」



奈央は踵を返した。



「待てよぉ、汗かきついでにもう一汗かきたくなったぜ。最近ゆりこのやつ嫌がりやがってよ。俺もカエルみたいな腹の女抱きたくねーしな。バージンを頂けないのにはがっくりきたが、それでもあいつに比べりゃ締まりは抜群だろうからな」



原田は舌なめずりをした。





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