アネモネの花束を君に
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あれから、猛ダッシュして私達は息をきらして、教室に入った。
ハアハアと呼吸をしていたら、チャイムが鳴った。
急いで座ろうと席を見回して見たら、キャシー達がいた。
ちょうど、その前の席が空いていたので私達は急いで席に座った。
……死ぬかと思った………
間に合ってよかった……
朝から、強烈な事が起こりすぎて授業を受けるって気がおきなかった。
というより、朝の事がインパクトが頭に残り過ぎてて、リチャード先生の授業なのにあんまり聞く気はしない。
気になって、隣の席に座っている真白を見てみると、授業を真面目に聞いている。
―――そう
・・・
真白はなのだ
あーもう集中力ない〜〜
だめだぁ!無理だぁ〜〜〜
、授業をだんだん暇に思えてきて、私はシャープペンシルを回しはじめた。
――――――トン
音がしたので見てみると、くちゃくちゃに丸まった丸くて白い塊、そこには紙があった。