アネモネの花束を君に



鈴原桜……





それは
学校でとおしている私の名前




学校はボディガードを無しにして欲しいってお父様に言ったら………






学校は真白と同じところ入ることと学校では鈴原桜で通おすこと




を条件にだされてしまったが、一応了承してもらってる。


だから、学校はこの名前で通してるんだ。


それに財閥の令嬢ってバレたくないし、それでみんなからの態度が変わる……


だから、私が結城桜ということは学校関係での知り合いは知らない。


けして、キャシー達を信用してない訳じゃない。


ただ怖いんだ……




結城桜だと教えたら、


多分……私を私として見てもらえ無くなる。


前のようには接してくれなくなるではないのか?




――――あ!お昼!!


桜はキャシー達がいる食堂に急いだ。


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