白い気球の赤いベル
今日も同じように眺めた窓から見える電柱が、何となく包丁に見えてしまった。
暫くして、空は赤く深く濃くなった。

これからも私の中で、繰り返し予想どうりに休憩時間は続いてゆくのだろう。

ただ一つ、予想外だったのはフルートの音色で終わる休憩時間と変わらぬ程、いや、それ以上に長く深く痛んでいく事。
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