隠せない気持ち【新☆パラレル・ワールド企画作品】
それぞれのターゲット
良子と二人黄昏てたら
"カチャ"
屋上に来客がやって来た。
「おっ流ちゃん…女子生徒と逢引きですか?全く隅に置けませんね?真ん中に置かなきゃ」
オレンジ髪が鬱陶しい純一郎がそんな事言いながら近寄り
「マイセンも〜らい」
って言ったかと思うと流の胸ポケットに手を突っ込み素早く的確な指使いでマイルドセブンを一本だけ取り出した。
「お前なぁ〜タバコ値上がりしたんだから遠慮しろよ!」
タバコ取られた流が文句を言うと
「ちょっと!黙ってて」
口元に指を当てた良子が先程と打って変わった真面目な顔で二人を睨む。
「静かにして…聞こえない?あの音」
と良子は言うが何が聞こえるのか流には、さっぱり解らない。
"カチャ"
屋上に来客がやって来た。
「おっ流ちゃん…女子生徒と逢引きですか?全く隅に置けませんね?真ん中に置かなきゃ」
オレンジ髪が鬱陶しい純一郎がそんな事言いながら近寄り
「マイセンも〜らい」
って言ったかと思うと流の胸ポケットに手を突っ込み素早く的確な指使いでマイルドセブンを一本だけ取り出した。
「お前なぁ〜タバコ値上がりしたんだから遠慮しろよ!」
タバコ取られた流が文句を言うと
「ちょっと!黙ってて」
口元に指を当てた良子が先程と打って変わった真面目な顔で二人を睨む。
「静かにして…聞こえない?あの音」
と良子は言うが何が聞こえるのか流には、さっぱり解らない。