隠せない気持ち【新☆パラレル・ワールド企画作品】
体育館にたどり着いた良子は目の前の光景に言葉を失った。

体育館では授業の一貫で女子生徒が縄跳びをしている。

「ぜぇぜぇ…はぁはぁ…揺れる乳が壮観だな」

やっと追い付いた純一郎がそんな事を口走ると

「バカ!アンタどこ見てんの…って言うかアンタ誰?」

いつの間に合流した純一郎だけに良子が知らないのも無理は無い。

「ぜぇぜぇ…はぁはぁ…じゃあ君が気になったのって?」

息も絶え絶えの流が聞くと

良子は無言で目指すべきターゲットを指差した。
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