隠せない気持ち【新☆パラレル・ワールド企画作品】

｢ダメ〜怜を煽らないでぇ〜！｣

大川 優…魂の叫び

って事は

｢怜ちゃんには、取っておきの切り札がある…それを使う事をあのマジメっ子は、恐れているのね｣

坂宮 良子はニンマリ微笑んでいる。

そして期待に応える様に怜が口を開く。

｢今時、間接照準は当たり前！骨董品屋をアナログ稼業って思ったら大間違いよ。軍事衛星にハッキングしてGPSと併用してレーダー測距で先生ん家をピンポイント砲撃するけんね｣

それを聞いてた大川 優が

｢また要クンにハッキングさせる気ね…どこの世界に幼稚園児にハッキングさせる女子高生が居るのよ｣

と崩れ落ちた。

それを横目で見ていた風花は

｢怜と深く関わってたら…優みたいな優等生じゃよっぽど精神的に強くないとダメみたいね｣

我関せず…風花の処世術らしい