隠せない気持ち【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「それで…具体的には?」

純一郎の提案は嬉しいが、あまりにも漠然としているからだが…

「お前の怒りや不満を俺にぶつけりゃいい…つまり…俺を殴るだの蹴るだのすりゃいい…」

う…嘘

「センセ…そこまで私の事考えて…身体張ってくれるんですか?…でも…」

憎くも無い人にそんな事…

「お前は優しいヤツだから…そんな事は出来ないってのは最初から解ってる。だから…遊びのつもりでやってみろ。女王様にでもなったつもりで…」

つまり…SMって訳か

だけど…

「心配するな。ご褒美にお前の脚を舐めさせてくれりゃそれでいいから…」

つまり…純一郎の正体は…ドMのバター犬

「いや…俺はバターよりジャムの方がいい」

と自分専用ブルーベリージャムを掲げた。
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