隠せない気持ち【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「ちょっと待ったぁ〜!」

最後の射手に立候補した深の声が響き渡る。

そして怜に5万渡し、要を睨み付ける。

「お前なんかに怜ちゃんを好きにさせん!」

大学生の深…幼稚園児の要相手に本気の宣戦布告

「大人げないやっちゃのう〜深も」

純一郎は優の鞭攻撃にうっとりしつつ深の晴れ舞台をチェックしている。

そんなギクシャクした関係などお構い無しの怜は

「まいどあり〜」

と完全に商売に徹する。

しかし…要には通用しない。

何故なら要は怜相手に結構好きな事をやっているからだ。

「僕は、お前なんかの知らない怜姉ちゃんを知ってるんだ!」

そりゃ知ってるだろう。

隣に住んでりゃメリットは多い。

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