隠せない気持ち【新☆パラレル・ワールド企画作品】
そして深と怜は…

海を見下ろす公園のベンチに座り、途中のマックで買ったハンバーガーぱくつきながら

「深さん…楽しかったねぇ」

無邪気に笑う怜…どうやら赤字にならなかったらしい

どこまでも悪運の強い女

「ところで…流が振り回されてた風花の『私、脱いだらすごいのよ』って…あれ何だったの?怜ちゃんなら知ってんだろ?」

「知っとぉけど…深さん気になると?」

「俺が気になるのは怜ちゃんだけだよ…ただ流とは、まだ縁切れてないんで教えとかなきゃ悪いかなってね」

「そっか〜深さん優しいっちゃね…あんなヤツでも親友扱いして…なら教えちゃあね」

そして一呼吸おいて

「実はね…」

真相を話しかけた時

「ダメ〜怜っ言っちゃダメ〜!!」

風花か絶叫しながら走ってきた。
< 89 / 97 >

この作品をシェア

pagetop