最後の手紙
10分後くらいに手紙が戻ってきた。
正直、こわくてこの手紙を開けたらもう最後なんだなぁって。

君とももっと話せなくなるのかなぁって。

思ってた。

手紙を見ると、想像以上に残酷な答えだった。

でも、間違っているわけではないのだった。

むしろ、彼から見たらそうだったのかも知れないね。

『存在自体が嫌い』

それが彼の出した答えだった。

私はただ、この残酷な現実を受け入れるしかなかった。

初めて恋で泣いた。

今までこんなに軽い気持ちで「好き」とか言ってきたんだなぁって。

改めて思ったよ。

< 20 / 20 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop