★恋ドル☆ ❶
オット~イケナイイケナイ!!
大親友にそんな感情を持ってしまっては世の中も末だ。
廊下に出てみると、シーンとしていた。
....当たり前か。
今はすでに授業が始まって居るのだから。
ボーっとしていると、向こう側から足音が聞こえてきた。
誰だろう?
.....サボりか??
まぁ、自分も授業中寝ていて、サボりとはほぼ同じだが。
「如月拓夢。」
つい口ずさんでしまった。
彼が今わたしの方に気づいて、こちら側にきている。
焦った。
ヤバイくらい焦った。
なぜかというと
実はわたしこの男がスキだったりする。