リングは彼女に
「そうですか」夜に忙しいといえば、居酒屋かなにかだろうか? クリスマスはどこもてんてこ舞いなのだろう。
彼女はレジに着くと、早速ラッピングに取り掛かった。そのため、レジは違う店員がやってくれた。商品の価格はそんなに高くなかったため、現金で支払った。
「ありがとうございました!」さっきの女性店員から商品が入った紙袋を受け取る。
これで理那も喜んでくれるに違いない。俺は揚々と家路に着いた。