恋迷路〜マイゴノコイゴコロ〜
「柚杞!こんなとこにいたの?一緒にかえ…」
ゆかちん、心配して探してくれたんだ…
「柚杞…」
ゆかちんは私を見て驚いたように目を見開いた。
「えへ…ちょっと色々あってさ…でも大丈夫だから!」
笑ってごまかすと、ゆかちんは何も言わずに私の隣に腰掛けた。
「ゆかちん…」
「あたしもたそがれたい気分なのよ!文句ある?」
何故か得意気にへへんと笑うゆかちん。
「ゆかちん、ありがとう…。」
ゆかちんはほんとにお姉ちゃんみたいだよ…
ゆかちんは照れくさそうに、笑った。