面倒臭がり屋なトンボ
トンボさんは、人間の背中にポンと止まりました。
人間は何も気付かず歩いていきます。
「ハッハッハ!ほらみろ。やっぱり自分で飛ぶより楽チンじゃないか!」
トンボさんは得意気に笑いました。
「さて、暇だし寝るかな。」
トンボさんはそう言うと、そのままウトウト寝てしまいました。
「ぐぅぐぅ…。」
カツカツカツ…。
トンボさんは人間の歩くリズムが心地良さそうです。
「ん~!」
トンボさんが起きると、人間はちょうど電車に乗るところでした。
「うわっ!」
トンボさんは急いで人間の背中から離れようとしました。
しかし、足の爪が引っかかってなかなか取れません。
「どうしよう!変な箱に入っちゃうよ~。」
トンボさんはもがけばもがくほどなかなか人間の洋服から離れる事が出来ません。
「うわ~っ!」
とうとうトンボさんは人間と一緒に電車の中に入ってしまいました。
ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・
よりよってそのトンボさんが乗った電車は満員電車でした。
人間は何も気付かず歩いていきます。
「ハッハッハ!ほらみろ。やっぱり自分で飛ぶより楽チンじゃないか!」
トンボさんは得意気に笑いました。
「さて、暇だし寝るかな。」
トンボさんはそう言うと、そのままウトウト寝てしまいました。
「ぐぅぐぅ…。」
カツカツカツ…。
トンボさんは人間の歩くリズムが心地良さそうです。
「ん~!」
トンボさんが起きると、人間はちょうど電車に乗るところでした。
「うわっ!」
トンボさんは急いで人間の背中から離れようとしました。
しかし、足の爪が引っかかってなかなか取れません。
「どうしよう!変な箱に入っちゃうよ~。」
トンボさんはもがけばもがくほどなかなか人間の洋服から離れる事が出来ません。
「うわ~っ!」
とうとうトンボさんは人間と一緒に電車の中に入ってしまいました。
ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・
よりよってそのトンボさんが乗った電車は満員電車でした。