姫と王子
 
 
「・・・じゃあ
さっき見たことは
秘密にしていただけ
ますか?」
 
「え!?な、なんの
ことですか??」
 
さっきのことって…
やっぱり、あれは
東宮真尋だったんだ!
 
でも、まだ
信じられない。
 
この王子様みたいな
優しい人が、
あの口の悪い最低男!?
 
 
まさかね・・・・・・。
 
 
あたしはまだ
信じられなくて、
しらをきった。
 
さっき見た人は
東宮真尋ではないと
思って・・・。
 
 
だが、それも無駄な
行動にすぎなかった。
 
 
< 34 / 62 >

この作品をシェア

pagetop