― 29 ― (詩集)
彼女と私
恋をして
夢を描く
そんな彼女が眩しくて
仕方ない
色褪せてしまった
過去の私も
かつては恋をして
夢を描いていた筈なのに
今では
彼女が眩しくて
仕方ない
沢山の可能性を秘めている
沢山の想いを秘めている
そんな彼女が羨ましい
止まってしまった私の時間
止めてしまった私の時間も
例えばだけど
また 動き出す日はくるのかな