― 29 ― (詩集)
18歳



春の風


夕日が沈んだ帰り道


二人で無口な帰り道


何だか素直になれなくて


二人で無口な帰り道



君の照れ隠しの咳払いが


何だか無性に可笑しくて


私の気持ちを優しくさせた


春の風


夕日が沈んだ帰り道


二人で無口な帰り道


愛の言葉はないけれど


二人で並んだ帰り道




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