LOVE LOVE LOVE★
「いつか、わかるよ!!」
そう言って彼は、また歩きだした。
本当に、誰なんだろう。
いつかわかるって、どうしてわかるんだろう…?
彼の後ろを歩く私は、ずっとそんなことを考えていた。
ドンッ……_____。
「………てッ」
今度は、顔面から誰かの背中に激突した。
見上げると、彼が私の方を見ながら指をさしている。
指をさしている方向をみると、昔よく来た公園だった。
「え…ここ、知ってる」
私は、また公園から目を逸らし彼を見る。