LOVE LOVE LOVE★
私は、春くんのいるブランコに向かって歩きだした。
それに、続いて晴輝も歩く。
「なんか、二人でいい感じにならないでよ」
ブランコから、叫ぶ春くん。
「なにが、いい感じなの?」
首を傾げながら言うと春くんは爆笑している。
「志織って、天然だね!!」
春くんの言葉にまた、首を傾げる。
「わからないか。まあ、いいや!もう帰ろっか」
晴輝が、呟く。
私は、うなずく。
春くんは、首を横に振る。