好きです。 ~春~
「ハア?
何ゴミの癖に言ってんの?」
さすがにムカつくわ
前に居た子の手が顔に向かって飛んで来た時…
パシッ
彼女の手を取って空手の技で捻った
彼女達はまさかあたしが何か習ってるとは思わなかったらしく…
「ちょっと!!
痛い!!
離しなさいよ」
「黙れ」
眼界が眼界まで来てたあたしは最後のお見舞いに腹に蹴りを入れようとしたその時
「はいは~い。
ストップ~」
は??誰??
「何やってんの?あんたら。
てか、斉藤空手上手いね」
「ども。
てゆうか、邪魔したでしょ」
「当たり前じゃん!
一応女の子だよ?」
「あっそ」
それより、コイツ誰?
「きゃ~!!
光君この子怖いの!!
急に何かの技を…」