月と太陽。
―耀平side―

三人で一緒に授業??

ふざけるなよ。

夢も、知ってんだろ??

アイツが、裕輔を死なせたんだぞ??

耀平「・・・夢。何のまね??」

少し怖い顔をして言った。

でも。

夢「誰のまねでも、何かの冗談でもないから。」

は??

夢「三人で授業受けてもらうから。」

夢は、何を考えてるんだろう??

俺には、理解できない。

美月「・・・ゆ、夢??どうして、この三人なの??他の人を誘えば??」

夢「本当の事・・・言いたくてさ。」

夢の言葉を聞いて俺は、渡辺の方を見ると。

変な顔(?)をしてる。

辛いんだろうか??悲しいんだろうか??

でも、間違いなく。

楽しそうな、そういう感じぢゃなかった。

耀平「もぉ、話すことなんかない。」

夢「誰が、あの事って言った??」

耀平「は??」

夢「美月と耀平に報告したいことがあったから、授業って、嘘言っただけだよ??」

耀平「・・・報告??」

夢「そうっ!!!」

報告??

何だろう??

俺と美月に報告。

ってことは、渡辺のことだろう。

夢「あたし、太陽と付き合ってんの。」

そう言うと、渡辺をぎゅっと抱きしめた。

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