月と太陽。
ガラガラガラ。

夢と『不良』が楽しく話していた。

太陽「おぉ美月。おっせぇな。」

何で、下の名前のなのよっ!!!

そこには、私と夢と『不良』がいた。

太陽「美月。座れば??」

と、私の椅子を叩く。

美月「えっと・・・。」

まず、お前は、誰なんだ。

聞きたいけど、怖くて聞けない。

太陽「えっと俺、警戒されてる??」

無言になる、三人。

赤い髪の毛に、ピアス。

よく見ると、すごくかっこいい。

かっこいいけど、怖い。

太陽「あぁ。自己紹介まだだったよな??俺は、渡辺 太陽。」

ニコッ。と笑顔で言う渡辺くん。

初めて、笑った。

笑顔の時は、怖くないんだけどな。

美月「渡辺くん。どうして、あたしのこと知ってるの??会った事ないよね。」

太陽「うーん。勘!!!」

か、勘!?!?

勘だったら、相当鋭い。

太陽「なんか、長谷川っぽい顔ぢゃん。(笑)」

長谷川っぽい顔って、何よ。

てゆーか。

何で、みんな、教室に入ってこないわけ??

太陽「どこ行くの??」

美月「ちょっと、廊下見てきます。」

夢「あたしも行くっ。」

太陽「俺も俺も!!!」

美月「一人で、大丈夫だから。」

夢「ぶぅ。」

太陽「ちぇっ。」

お前ら二人は、子供かよっ!!!
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