月と太陽。
―次の日―

ピーンポーン

本当に玲央が来た。

すぐに玲央のところに向かった。

玲央「はよ。」

太陽「おう。」

玲央と学校行くの久しぶりだ。

何しゃべっていいのかわかんねぇや。

それを察したのか、玲央が。

玲央「長谷川さん元気にしてる??」

太陽「あぁ。それがさぁ、偽者いんだよ。偽者。」

玲央「偽者??」

太陽「そ。わけわかんねぇぞ??」

玲央「ふぅん。そりゃ困ったな。」

そんな話をしていると、学校に着いた。

先生「えっと。転校生の成宮 玲央くんです。」

玲央「・・・よろしくお願いします。」

先生「成宮くんは・・・玖珂くんの隣に座ってください。」

玲央「え・・・。」

耀平「玖珂って、俺の事ね。こっち座りなよ。」

玲央「・・・。」

玲央??

何で、一歩も動かないんだ??

耀平「成宮くん??」

太陽「玲央。俺の隣来いよ。」

皆の冷たい視線が俺に向く。

先生「渡辺くんの知り合いですか??」

太陽「大親友です。」

先生「そうですか。なら、渡辺くんの隣にどうぞ。」

玲央「はい。」

そう言うと、玲央は俺の隣にすぐ来た。

玲央「さんきゅ。」

太陽「いえいえ。っつか、どうしたの??玖珂と何かあんの??」

玲央「・・・別に。ただ、苦手っつぅか、嫌いなんだよ。」

太陽「そっか。」

そっか。

って、言ったけど、明らかに玲央の様子が可笑しかった。

気づくよ??

玲央。

大親友だしね??
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