君が残してくれたもの
「えっ!?なんでやねん!!なんで雅がいんねんっ!!」


まだ少し寒いか
ら白い息を吹き
ながら怒鳴った。


「お前…時計みてみ」


雅が言った徹り
携帯を開けて画
面斜め上を見た。


「は…八時いい!?」


「そやっ?お前が遅いねんからこうやって上がらせてもらってんねん」


「え?!朝礼8時とちゃうん!?どないすんねん!!雅だけでも早いかな!!」


雅は呆れた顔を
して顔を近くに
寄せた。


「あほちゃうん?俺等付き合ってるんやで?彼女置いてくなんて話にならんわっ」


ちょっと恥ずか
しそうに頭を掻
いた。




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