君が残してくれたもの
「何いってんねん!!付き合っとらへんわ!!あほとちゃう?」


私と雅は付き
合っていない
幼稚園からの
幼馴染みだ。


「お前今ドキドキしたんやらっまあ俺のふぇ…ぶっ」

私は枕を投げ
つけた。


「何でもええから後ろ向いとれやっ着替えるんやっ後ろ向いたら殺す」


「ひぃーっおんなん癖に気つよいねんなっ」


渋々後ろを向く
雅を確認して着
替えを始める。


パジャマの上を
ゆっくり脱ぐ。


「そいやあさあ……。」




………。




先に声を発した
のは雅だった。




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