ぼくとまーくんのほのぼのにっき
___数十分経過。
何かをひっくり返したり、ときおりガチャっというような物が壊れた音が、押入れの中に木霊する。俺は必死になる真を見守りながら(監視しながら)さきいかをちびちび食べていた。
「、おい物壊すなよ」
そう注意するものの真は聞き流す。
「あっ!」
いきなり感嘆の声を上げる真。よくない兆しだ。
「日記見つかったのか」
「いや、石」
「は?石?」
真はくるっと向き直って、「ほらよ、」と俺に石を放り投げた。