ぼくとまーくんのほのぼのにっき
そんなものがダンボールに詰め込まれて、押入れに収納してあった。
ただ、あの日記の存在は母親知らない…はず。
日記は、墓場までもっていきたい一品である。だから分かり易い押入れになんて入れていないのだーあっはっはー。
そんな余裕をかましてる俺をチラチラ見ながら、真は頭をガシガシかいた。
「日記どこだよーー!お前、どこに隠しやがった」
向き直ってイライラの表情をする真。
「え、知らないって」
「知ってんだろ、吐け」
「だから知らないってば。まぁ酒飲みすぎて吐きそうだけど」
笑いながらしらをきる。
すると次の瞬間、真は背筋が凍るような脅し文句を吐いた。