みーつけた‥
『窓割ればよくない?』
「窓ないよ。」
『ドア壊すのは?』
「無理でしょ。」
『じゃぁどうすんのさ?』
「どうしようもな…」
―ガシャン!!
「『えっ!?』」
中から何かが落ちた音がした。
「な、なに?今の音。」
『わかんない…なに?』
―ガシャン!!ゴン!
『…!?』
「ねぇ…ヤバくない?!帰ろうよ」
『う、うん…』
結局その日は帰ることになった。
しかし二人は知らない…
帰る時に教室から誰かが二人を見ていたということを。