みーつけた‥



―次の日―



「ねぇ昨日旧校舎にいったってほんと??」

そう話し掛けてきたのは同じクラスの唯だ。


「あーうん。でも鍵開いてなくて入れなくて断念したんだよね」



「そんなとこで断念したの!?大体鍵なら職員室に保管してありそうじゃん」


「「………。」」


「なるほど(泣)」



「で?雰囲気どんなだった??」


ズレていた話が戻る。


「うん…なんか不気味。しかもなんか中から物音したの…ゴト!…って…」


「うそっ怖っ興味本位で行かないほうがいいね。未来たちももう行かないほうがいいよ」


そういって席に戻った。



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