たった一度のクリスマス
涼子
何処かで鈴の音が聞こえる様だ しんしん降り注ぐ雪が一層寒さを引き立てる 窓の外は銀色に光るジュータンが敷き詰められている 少女の様に目を輝かせる美しい人の頬はピンク色 吐く息で曇る窓ガラスを手で拭いて 白い景色に魅了されてる 今日はクリスマス