たった一度のクリスマス
豹
「一緒になろう、涼子」 愛する女にプロポーズした 時が止まった様に目を見開いて瞬間美しい真珠が零れ落ちる 拭うことも忘れる 見せていさせて…飽きる迄 その涙を受けとめていいかい? 愛しすぎてしまったんだ 小刻みに震える薬指に 証のリングをはめたら 俺だけの花嫁が微笑んだ 時間が許す限り 愛し合ってもいいかい