君の隣で
きゃぁぁぁあ!!
矢野くんの髪の毛が、太ももにあたってくすぐったーい!!
ここは後ろから2番目で、隣の列には人がいなくて、肝心の一番後ろには誰も座ってない。
ここは誰からも見えないんだ…。
二人だけの、秘密…。
私は、ゆっくりと矢野くんを起こして顔をギュッと抱きしめる。
胸の谷間あたりにギュウっとやると、なんか温もりを感じた。
そのとき、矢野くんが起きていたなんて誰も知らない。
さらに言えば、意外と巨乳だった飛鳥にビックリな矢野くん。
そして、柔らかい胸に、こちらも温もりを感じていたのだった。
ここから、全てを変えてしまう修学旅行が始まるのだ。