君の隣で





「なに忘れたんだよ?」


「亮太」


「…はははっ。なんだそりゃ」


「うるさいなぁ。前は、亮太の声を聞くのも困難だったんだよ!?」


「だから?」


「だから…。これからも、私は亮太の隣で、ずーっと亮太の声が聞きたいなぁ」


「プロポーズかよ?」


「かもね」


「……!?」


あーあ。顔赤くしちゃって…。


かーわいい♪


亮太。


さっき言ったのはほんとのことだよ。


君の隣で


君の声を


ずっと聞いていたい。

-fin-





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