危険な君の甘いお仕置き


「あっ、美亜ちゃん!!!」


真っ先にあたしに気づいた拓斗先輩の声にみんながあたしに振り向いた。


「こ、こんにちは。。。」


やっぱり、恥ずかしい///


「みんな集合!」

拓斗先輩の声でみんながあたしの周りに集まる。



「昨日も来ていたからわかるかもしれないが、今日から正式にマネージャーになってくれた美亜ちゃんだ。美亜ちゃん。自己紹介。」



「あ、はい…!!」


あたしは緊張したけどみんなの顔を見ながら喋り始めた。



「あたしの名前は佐々木美亜です。今日からマネージャーになりました!よろしくお願いします!!」


ほっ。よかった。

言えた。

緊張が安心に変わる。


「よろしく〜」


「よろしくなぁ」


あちらこちらから声が飛び交う。



「じゃ、スタメンだけ残ってほかの皆は準備。」

※スタンディングメンバーの略


拓斗先輩の指示でみんなが動きだす。


さすが、部長だなぁ。

皆をまとめられてて。
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