危険な君の甘いお仕置き
最初からこんなんじゃマネージャーなんて無理だよ……。
じわり。
涙腺が緩んで涙が込み上げてくる。
そしたら。
「皆ぁ〜美亜ちゃん今日マネージャーになったばっかなんだぞ??顧問もいないし作り方わかんないだろ?そんなに責めんなよ。」
えっ…。
顔をあげるとそこにいたのは
楓先輩だった………。
あたしの前にたってる。
あ。あたしが泣いてるのわかられちゃうからかな…。
優しいな………。
「どれ。貸してみろ。」
先輩は悠紀の激甘スポーツドリンクを奪い一気に飲み干した!!!
「せ、先輩!!!!」
あたしが慌てて止めてももう遅い。
先輩はゴクゴクとあっという間に
全部飲み干してしまった。
「…俺はこれ、超美味しいと思うけど???」
「え…」
「美亜ちゃん。外いこ。」
気まずい雰囲気の中、あたしと
楓先輩は外へ飛び出した。