夢の時間
6.水泳部 最後の大会
6.水泳部 最後の大会
数日後、リコは予定通り退院した
そして・・・
待ちに待った大会当日
リコは退部届けをカバンの底に入れて集合場所へ向かった
一番乗りだと思っていたら既に顧問がいた
「おはよう 早いな」
「おはようございます」
話すことも、やることもなく沈黙でいるとふと言いたくなった
「先生、泳げるようにしてくれありがとう」
顧問は突然の言葉に唖然としていた
「何だよ急に・・・真面目な新井が言うと意味深に聞こえるぞ」
「アハハ・・・ちょっと言ってみたかっただけです」
笑って誤魔化せば、顧問は遠くを見ながら言葉を探すように言った
「・・・レースいつも通り泳げよ」
「はい」
話しているとチラホラと部員が集まった
数日後、リコは予定通り退院した
そして・・・
待ちに待った大会当日
リコは退部届けをカバンの底に入れて集合場所へ向かった
一番乗りだと思っていたら既に顧問がいた
「おはよう 早いな」
「おはようございます」
話すことも、やることもなく沈黙でいるとふと言いたくなった
「先生、泳げるようにしてくれありがとう」
顧問は突然の言葉に唖然としていた
「何だよ急に・・・真面目な新井が言うと意味深に聞こえるぞ」
「アハハ・・・ちょっと言ってみたかっただけです」
笑って誤魔化せば、顧問は遠くを見ながら言葉を探すように言った
「・・・レースいつも通り泳げよ」
「はい」
話しているとチラホラと部員が集まった