夢の時間
翌週、予定通り練習はもっともハードになった
身体がいつ悲鳴を上げるか怖かったがそれはなかった
そして自分の泳ぎがこれまでと違ってスピードにのっているのを感じていた
週末、平田との約束通り病院に行く頃には少し疲れていた
でも冷静に胸の音を確認しても問題はない
いつも通り診察室につくと、前回同様カーテンの横の隙間から中を覗くが、平田の姿がない
廊下に出てソファに腰を下ろすと少し不安がよぎった
検査結果が悪く辰巳のところに行っているのだろうか。。。
精密検査に回されているのだろうか・・・
不安から呼吸が速くなるのが分かった
落ち着こうとソファにもたれるように座っていると足音がした
頭だけを向けると平田だった
「待ちくたびれた?」
「ううん・・・」
「中入ろう」
「うん」
平田は診察室に入ると椅子に座り1人、提げてきたファイルから検査結果を広げて見ていた
恵理子はいつも通りカバンをカゴに入れそんな平田の前に座り、机に肘をついて顔を覗き込んだ
身体がいつ悲鳴を上げるか怖かったがそれはなかった
そして自分の泳ぎがこれまでと違ってスピードにのっているのを感じていた
週末、平田との約束通り病院に行く頃には少し疲れていた
でも冷静に胸の音を確認しても問題はない
いつも通り診察室につくと、前回同様カーテンの横の隙間から中を覗くが、平田の姿がない
廊下に出てソファに腰を下ろすと少し不安がよぎった
検査結果が悪く辰巳のところに行っているのだろうか。。。
精密検査に回されているのだろうか・・・
不安から呼吸が速くなるのが分かった
落ち着こうとソファにもたれるように座っていると足音がした
頭だけを向けると平田だった
「待ちくたびれた?」
「ううん・・・」
「中入ろう」
「うん」
平田は診察室に入ると椅子に座り1人、提げてきたファイルから検査結果を広げて見ていた
恵理子はいつも通りカバンをカゴに入れそんな平田の前に座り、机に肘をついて顔を覗き込んだ