夢から覚めて
1人になったリコはムラのことを考えていた

ムラと最後にあった日のことを・・・

考えれば考えるほど、自分の発した言葉を悔やんだ

昼も夜もリコの頭はムラのことでイッパイだった

悔やんでも返ってこない幸せだった時間・・・

リコは入院すれば、すぐにムラが来てくれるものと思っていた

が、現実はムラが顔を出すことも無ければ平田は回診の時にしか来ない

1人の寂しさに潰されそうになっていた

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